楽しまれてました。ブリティッシュトラディショナル、アメリカントラディショナルが
代表的なスタイルとして広まっています。
アメリカントラディショナルはいわゆる「アイビールック」のことを指すことが
多く、アイビーリーグの学生達のスタイルのことを言います。
そのリアルな風景を撮り収めているのがこの「TAKE IVY」です。
日本では60年代VANブームが起こりましたね。僕が生まれる前の時代です。
それから様々なカタチを経て現代のトラディショナルスタイルがあります。
3つボタンのネイビーブレザー、ボタンダウンシャツ、チノパン、コインローファー
などが代表的なアイテムではありますが、実際にはそのスタイルだけがアイビーでは
なく様々なスタイルがあります。時と場合、場所といったTPOに合わせたスタイルが
きちんとあるのがアイビースタイルの特徴です。
セーリング用のアウターの黄色のレインコートを着てみたり。
夏は暑いからショーツも穿きますよね。左側のスタイルなんてココ数年夏になると
よく見かけるスタイルですよね。右側は数年前ラルフローレン、トム・ブラウンが
流行っていた時期に見たスタイルですね。夏と言えばマドラスチェックみたいな。
このようにスタイルにすべて意味があるのがアメリカントラディショナルです。
制服に近い感覚かも知れません。着こなしのルールがしっかりあります。
それを崩す、遊ぶのが今の着方ではないでしょうか?
全く同じモノではなくなんとなくのイメージでこんな格好をしようと
手持ちのモノで真似したりしても良いと思います。そうするとスタイルに
奥行きが出るんではないでしょうか。それもファッションの一つの楽しみかと。
今シーズントレンドの一つの「テニスルック」と言えばのチルデンニットも
こういう糸を使うと新しい感じになります。トラッドの代表的なアイテムの
コードレーンジャケットもこのようなスマイルマークの金ボタンを使うだけで
遊びがあって古さがありません。シアサッカーのジャケットも同様ですね。
背景を知ってこういう現代の服を見たり着たりすると楽しさが違います。
そして、どんな場所でどんな時に着てたのか?現代に置き換えると?
なんて考えてみたり興味を持って調べてみたりすることも楽しいかと思います。
興味があればぜひ、読んでみて下さいね。